こんにちは、テクノポートの五月女です。展示会での動画活用は、製造業において新たな顧客獲得の手段として急速に注目されています。来場者に直接伝えるだけではなく、展示会後のオンラインプロモーションや海外マーケット向けにも効果的な動画は、企業のブランディングや技術紹介に大きな役割を果たします。
この記事の目次
製造業での展示会動画メリット
新規顧客開拓につながる
弊社が実施した「大手メーカーの新規外注先選びに関する実態調査」では、担当者の約3割が展示会を情報収集の手段として利用していると回答しました。また、「製造業の動画マーケティングに関する実態調査」によると、動画で新規顧客開拓に成功している企業のうち約5割が展示会での動画上映を行なっています。展示会動画を活用することで、ブースへの来場誘導や製品・技術説明の効率化を図れるうえ、企業イメージの向上にもつながります。


海外の展示会にも活用可能
日本語での展示会動画を、英語のテロップ・ナレーションに変更することで転用が可能です。また、動画を使用して説明することで、英語力が低くても、ある程度の提案のレベルまで引き上げることができます。海外に進出している製造業が増えているので、日本語での動画と英語での動画を作ることで安くコンテンツを制作することができます。
展示会会場に持って来れない製品・技術の紹介
製造業の場合、製品や装置がでかい場合会場に持って来れないことがあります。工場の様子など製造技術などは、動画で説明することでよりわかりやすい説明になります。
展示会後のオンライン活用
製造業の場合、動画を多数のコンテンツに活用することが可能です。
Webサイトへの動画掲載や、動画広告、営業プレゼンテーションとしても活用が可能です。BtoCの動画と比べて、いわゆるバズる動画が難しいため、様々な部分に活用し露出を増やしていく必要があります。

製造業での展示会動画事例
1. 大日本印刷株式会社
大日本印刷株式会社では、展示会で使用できる技術紹介動画を作成しています。専門性の高い技術をわかりやすく映像化することで、技術の魅力や特長を効果的に訴求できます。
また、日本語と英語の両方で技術紹介動画を制作することで、国内外の展示会で幅広く活用することが可能です。
日本語動画
英語動画
2. 田中科学機器製作
田中科学機器製作では、製品の紹介動画を作成しています。使用シーンをデジタルサイネージで映し出すことで来場者の興味を引き、ブースへの誘導を図ります。また、英語版の動画も制作しており、海外での製品説明にも活用可能です。
日本語動画
英語動画
3. ファブエース
ファブエースでは、製品の紹介をインフォグラフィックスを活用した動画でわかりやすく伝えています。実際の効果を視覚的に表現することで、理解を促し、ブースでの訴求力を高めます。
4. 横河計測
横河計測株式会社では、多数のアプリケーション動画を制作し、顧客の興味を引き、ブースへの誘導を図っています。これらの動画は展示会だけでなく記事にも活用できるため、SEO効果も期待できます。
成功する展示会動画制作のポイント
目的を明確化する
展示会動画制作の成功は、最初の計画にかかっています。伝えたいメッセージやターゲット、求める成果を明確にすることで、動画全体のコンセプトが固まり、情報が正確に伝わります。目的の設定は、ストーリー作成や撮影、編集の各工程において重要な方向性となり、動画制作の基礎となります。
具体的な数値を入れた動画作り
機器や技術を紹介する場合は、導入による具体的な効果を数値で示すことが重要です。特に、導入前後の数値の変化を比較することで、客観的な説得力が増し、信頼性や透明性の向上につながります。例えば、「作業時間が○%短縮」「コストが○%削減」など、具体的なデータを活用しましょう。
字幕やナレーション
展示会現場では、周囲の騒音や混雑により音声が十分に伝わらない場合があります。そのため、字幕の導入は必須となります。映像と連動した字幕は、製品の特徴や技術内容を正確に補足し、視覚的に情報を伝える効果があります。また、ナレーションを加えることで、複雑な説明も分かりやすく整理でき、来場者への理解度が向上します。多言語対応の字幕やナレーションも検討し、国内外の多様な観客に対応する工夫が重要です。
展示会動画の費用感
展示会動画の制作費用は、内容によって大きく異なります。実写、アニメーション、翻訳、編集など、各工程ごとに費用や工数が異なるため、計画は慎重に行う必要があります。ここではそれぞれにかかる費用の相場を紹介します。
実写動画
撮影(カメラマン1名・半日)
カメラマン1名による半日程度の出張撮影の場合、約10万円~が目安となります。グリーンバックやライティングが必要な場合は、追加費用が発生する可能性があります。また、インタビュー撮影ではマイクなどの音響機材も必要となるため、事前にどのような動画を作成するかを十分に伝えることで、スムーズな見積もり取得が可能です。
アニメーション動画
アニメーション動画の制作には、イラスト制作費用とアニメーション編集費用が必要です。シンプルなアニメーションの場合、相場は約30万円程度です。作成するイラストの量やアニメーションの演出内容により、費用は大きく変動します。3Dモデルを使用した動画の場合は、さらに高額になり、50万円~100万円程度の費用がかかる可能性があります。
日本語から英語への翻訳
【文字のみの場合】
一般的な文字単価は1文字あたり8~15円程度です。たとえば、日本語原稿が1,000文字の場合、翻訳料金は約8,000~15,000円となります。
【動画の場合】
動画の分数に応じた翻訳料金として、1分あたり約2,000~3,000円が相場です。たとえば、10分の動画では2~3万円程度となります。
【ナレーションの英語吹替】
ナレーションを英語にする場合、依頼するナレーターの条件にもよりますが、一般的には70,000円~が目安となります。
編集のみ
動画制作費用を抑えたい場合は、自社で撮影し、編集のみを外注する方法がおすすめです。ただし、依頼した通りの動画となるため、しっかりとした絵コンテの用意が必要です。編集費用の相場は以下の通りです。
- 基本編集(カット編集・テロップ入れ): 5分の動画で5~8万円程度
- インフォグラフィックスなどの追加編集: 5分の動画で約10万円~
まとめ
展示会動画は、新規顧客の獲得や海外市場へのアプローチ、ブースでの訴求力向上など、製造業マーケティングにとって大きなメリットをもたらします。また、展示会後もWebや営業ツールとして活用できるため、投資対効果が高いコンテンツです。
テクノポートは製造業1,000社のWebマーケティングを支援してきた実績があり、動画コンテンツの制作も可能です。製造業での動画制作に興味がある方は、ぜひお問い合わせください。